2015-05-14 第189回国会 参議院 総務委員会 第9号
インターネット販売等の無線設備の流通経路の多様化だとか、あるいは製造実態の変化に伴いまして、混信・妨害源として、従来から見られる不法アマチュア無線とか、あるいは不法コードレス電話のほかに外国規格のベビーモニター、それから技術基準を満たさないFMトランスミッター、それからワイヤレスカメラ、それから不法携帯電話抑止装置等の様々な新しい種類の不法無線局が増加してきております。
インターネット販売等の無線設備の流通経路の多様化だとか、あるいは製造実態の変化に伴いまして、混信・妨害源として、従来から見られる不法アマチュア無線とか、あるいは不法コードレス電話のほかに外国規格のベビーモニター、それから技術基準を満たさないFMトランスミッター、それからワイヤレスカメラ、それから不法携帯電話抑止装置等の様々な新しい種類の不法無線局が増加してきております。
昨年五月、私は、NHKホールなどに設置され、コンサート会場等静閑を要する場所で、マナーモードに切りかえたりすることを忘れた方の着信音が鳴り響いて聴衆が不快感を抱かないように、場所やエリアを限定して携帯電話が通じなくなる携帯電話抑止装置について、さまざま質問をいたしました。
NHKホールはパイオニアともいうべき携帯電話抑止装置の草創期であり、その後、二百カ所を超えるコンサートホールや銀行のATM周辺に抑止装置が設置され、随分上代価格が下がった、このようにお伺いをしております。昨年の質問時には、新藤大臣も、御地元の埼玉県川口市のリリアホールへも携帯電話抑止装置が設置されている、こういったお話もいただきました。
写真を撮る場合にはシャッター音が響くので周りの方もわかるかもしれませんが、音のしない動画、こういったものを撮影されたりすると、その撮影自体は携帯電話抑止装置を使っても防止することはできませんが、少なくとも、その動画をそのまま、例えば記者さんとかがリアルタイムで外部に送信して本社に送ってしまうだとか、そういったことも防げると思いますし、法廷内、被告の様子が流出しライブ中継される、こういったことは防げる
そこで、私は、去年五月二十一日の総務委員会で、時間やエリアを限定して携帯電話の電波をシャットアウトする、こういった携帯電話抑止装置について、さまざまに質問や提案をさせていただきました。その後、東京都公安委員会では、鮫洲、江東、府中、全ての免許試験場にて、昨秋、携帯電話抑止装置を購入、セットされました。このことに関しましては、まことに同慶の至りでございます。
また、まだ携帯電話抑止装置がついていない道府県では、試験中に受験者が不正目的で携帯電話が使えないように、こういった対策はどのような形でとられているんでしょうか、お聞かせください。
その微弱電波を発する無線局とは、その出力を発信源から三メートル離れたところで十ミリワットと規制していると理解しているのですが、その範囲内の電波しか出さない携帯電話抑止装置は自由に設置してもよいと解釈してよろしいのでしょうか。 また、携帯電話抑止装置は、総務省が無線基地局の実験試験局として許可し実用化されているのに、実用局でないのが少し理解できません。実験試験局と実用局の相違点の御説明を求めます。
要するに、携帯電話抑止装置が取り外されたか、そして、携帯抑止装置の電波が弱くなったのではないかと言われるそうなのですが、調べた限り、携帯抑止装置をNHKホールから撤去したという報道は見つかりませんでした。 NHKより実情を御説明願えますでしょうか。
私が述べました携帯電話抑止装置が仮に法定以上の電波を発していたら取り締まるケースはあるのでしょうか、総務省の御所見をお聞かせください。